はじめに

長年英語講師をしてきて、ある時ふと感じたことは、「みんな、教える側の人間が勝手に想像しているほど時間にゆとりがあるわけではない。」ということでした。なかなか宿題をやって来てくれない中学生、単語覚えてくると約束したのに覚えてきてくれない高校生、「復習してきてね」「はい、わかりましたー」が単なるあいさつと化しているのではないかと疑いたくなるような生徒もいました。「なんでやらないんだ」とイライラしたことも正直何度もあります。

が、よくよく考えてみると・・・、例えば、高校生。朝早くから起きて部活の朝練、その後学校の授業を6時間も7時間も受け、その後また部活。疲れ切った体で塾に来てまた授業。家に帰って睡魔と闘いながら学校の課題、次の日の予習。時期によっては様々な学校行事があり、そのための準備もあり、時には友達と遊びに行くといったことも当然あるわけで・・・。そうした中から何とか時間を見つけて自分の勉強をする。しかも四六時中英語さえやっていればいい英語講師などとは違い、数学もある、物理もある、化学も古文も漢文も・・・、しかも高校生活と言ってもたった3年。その中で英語に費やせる時間なんて・・・。

どうすれば限られた時間の中で最も効率的に英語力アップを図れるか

 そう思ったとき、教える側の人間としてすべきことは、単に「単語覚えてきなさい」「問題解いてきなさい」「英文をできるだけたくさん読みなさい」のように量を押し付けることではなく、『どうすれば彼らの限られた時間の中で最も効率的に英語力アップを図れるか』、その方法をまずはこちらが研究し、そしてそれを提供することではないか、それこそが英語講師として自分がやるべきことではないのか、ということでした。
 とある文法事項を頑張って10個丸暗記しても、解ける問題はそれが使われた10問だけです。100個なら100問、1000個覚えてもたったの1000問しか解けません。世の中には数十万、数百万単位の問題があります。これではあまりにも非効率的で、限られた時間で英語力アップとはいきません。
 ではどうするか・・・。

身につけた英語力を人生における様々な場面で思う存分発揮してほしい

覚えることを極限まで抑え、『最小単位の1にする』。
それ以来、英語のあらゆる文法事項や単語の成り立ちなどを見つめ直し、『どうすれば1になるか』、その研究に徹底的にこだわり抜いてきました。その『1』を習得したときの瞬発力、爆発力、そして感動(「スゴすぎて今一瞬鳥肌立った」とまで言ってくれた人もいました。)、これをできるだけ多くの人に実感してもらいたい、そんな思いで日々授業を行っております。

世の中には英語を身につけ、それを自身の人生に活かしたいと努力されている方が多々います。しかし、道半ばでそれをあきらめてしまう方々が多いというのも事実です。本来の目標は『英語を身につけた後の人生』だったものが、『英語を身につけることそのもの』が極めて達成しがたい目標となってしまっているのです。
英語なんてたかだか1つの言語に過ぎません。しかも他言語と比べてもかなり習得しやすい言語です。5年、10年努力しても届かないレベルにたった1年で到達することもできます。すべては勉強の仕方次第なのです。
もちろん1つの言語を身につける以上努力は不可欠です。が、その努力が正しい方向を向いていれば、驚くほどのスピードで身につけることも可能です。受験対策、資格取得、最速、最小限の努力でこれらの目標を達成し、身につけた英語力を人生における様々な場面で思う存分発揮できることへの充足感、達成感、そして何よりも自分への自信を少しでも多くの方に味わっていただきたい、これがELLの掲げる、そして今後も挑み続ける目標です。